itokei's illustration site: Wonder-Ranch

とにかく巻き毛、細くて軽い縦ロールが描きたかったのでした。

って思いついたはいいけど、そのくるって回る折り返し部分の描き方とか、流れや密度の変化とか、なんかすごくむずかしくて、ちょっとヘアスタイルのサイトとか見て参考にしたりしました。最終的にはデフォルメして絵にしなきゃいけないし。まあ、ふわふわわさわさした感じにはできたかなと。

服の方はメアリー・マグダレンを参考に少しアレンジ。あまり生地のこと詳しくないけど、半光沢素材っぽくは描けたかなと。なとなと。

酉年なんで、ニワトリのイメージで描き始めていたんですが、いろいろ試行錯誤しているうちに、最終的に修道女服ぽい感じに落ち着きました。ていうか、この頭巾（耳から首まで覆うタイプ）が描きたかったでした。さすがにここまで肌の露出が少ないのは初ではないだろか。肌の露出が少ない以上に、髪の毛を描く必要がないので楽といえば楽。

耳のとこは、ふたしたら聞こえないじゃんとか一瞬思ったけど、このタイプの頭巾はヒトみみであっても（この絵のとおり）覆われるのでオッケー。

上の絵は一応新年用なので、早々に入れ替えようとらくがきのつもりで描き始めたでしたが、いろいろ悩んでたら10日ぐらいかかってしまいました。

今回は、初めて「前歯」を描いてみました。いや、歯をとじたままニカっと笑うようなのは別として、こういうので歯って、あまりいい印象がなかったんですが、門之園絵美さんの絵なんかたいへんかわいいので、まねしてみたです。これはいいけど、やっぱり前歯を描くのはむずかしいかも。

あとエプロン。ワンピースに付いてるリボンをエプロンの穴に通して結ぶという作り。首〜胸元の几帳面な感じと、エプロンのゆったり感の対比がいい感じかも（結果的に）。

ちなみに、元がらくがきのつもりだったので、めずらしく描いてるサイズ（ピクセル数）とアップロードのサイズが同じです。いつもは縦横比で2倍かそれよりでかく描いてます。

アシンメトリックな変形セーラーブラウスと、プリーツスカートのツーピース。描き始めは、ちょっと変わったセーラーカラーを考えてみようという気分だけで、四角いカットに合わせて3辺にえりを分割してみました。それに合わせ、前合わせを非対称にし、アクセントに紐を結んでいます。すべて「リボン」ではなく「紐」です。描いているうちに、なんだか和な感じがしたので、いろいろそういう方向でまとめてみました。ブラウスの袖も和服を意識して太めで、そで口は開放なのを紐で留めます。背中は編み上げで絞ってボディーコンシャスに。スカートの広い部分は着物の裾のイメージで絵を少々。ComicStudioのトーンに頼りがち。胸元とスカートの下に見えてるのは、ジャンパースカート型ペチコートです。スカート部分はたっぷりめで。

脚にはオーバーニー足袋、ってすごい字ヅラだ。膝上丈足袋。白ではコントラストが弱いので黒にしました。ストレッチ素材でパツパツなのも絵的にエロくて好きなんですが、まあそういう絵ではないので。ガーターベルトがないとずり落ちちゃう？　履き物は草履。鼻緒に加えて、編み上げ紐で足首を縛るようにしてみました。こういうのは普通に売っててもかわいい気がしますが、普通の着物だと隠れちゃいますね。頭の和帽子は、「和帽子」というとこれらしいので、同じ形でデザインを合わせました。

女の子は、武人というより達人のイメージ。いわゆるクールビューティー（和製英語？）というやつを目指してみました。KATANAと言いつつ、刃物を持たせたくなかったので木刀です。背景もいろいろ考えてはいたんですが、仕事が忙しすぎで描く余裕がありませんでした。自分としたら女の子が描ければ満足ではありますがー。