itokei's illustration site: Wonder-Ranch

itokei's Original 16 / k.i. Illustrations Gallery

Friends!

ki040516.jpg - (717 x 1012) - 2004.05.16

年始からこっち、アンプ野郎であり、オーディオ野郎でもありつつも、人形野郎にはならずにすんだわけですが、ようやく戻ってきました。まったく何も描いてなかったわけではないですが、やっぱりペン入れと色塗りの緊張感はちがいます。ていうか時間かかった……。

コンセプトとしては、入り口の絵の夏服バージョンで、単にジャンパースカート(JSK)を脱いだ長そでと、盛夏向け半そでのセーラーワンピースです。きっとリボンの色が学年ごとになっていて、青、緑、赤、黄あたりをローテーションするんでしょう(青の代は3年間青のまま、という)。でもこのワンピースの色に合うリボンというと、かなり限られてくる感じです。

ベルトを単体で用意せず服にこうやって付けた場合、実際にはどう着ようとするんでしょうねぇ。少なくとも、ウェストにぴったり合わせてきゅっと締めるというのは皆無ではないかと。あまりボディーにコンシャスなのは、制服では煙たがられるようです。そういう意味じゃ入り口の絵は、シルエットはきれいだけど締めすぎかも。今さらだがシャツのすそをウェストを隠すように膨らませるのは許せない。

帽子は、これはもう「ナージャの帽子」ですね。材質は何だ?カンカン帽(Canotier=キャノティエ)に布を張ったのか。制服で帽子っていうと、なんとなく冬っぽい感じが多い(上着と同じ色のベレーとか)気がするので、涼しげな日よけのできる帽子にしたかったです。でもまあやっぱり飾りかなあ。

気がつくと美少女ゲーム方面はセーラーワンピースが流行気味な感じです。でもみんなミニで、絵的にはチトおもしろくない。まあオーバーニーソックスはかせたいからミニにするしかないんでしょうけど、やっぱり制服はひざ上丈ですよ!

冬服(フル装備)はどうしよう。前のJSKのウェスト周りをベルトに変更するか(ベルト通しを付けるか)どうか、あと上着をどうするか、スカートのすそみたいに中のワンピースのチェックが上半身でもどこかで見えるとかわいい気がする。

ところでこのふたりを知っている(憶えている)ひとは素敵です。すでに4年前になってしまったエプロン同人誌「キラキラ☆エプロン」のまんがに出したアイちゃん(左)&ユウちゃんです。ネーミングは安直だけどいい感じ(フルネームは?)。アイちゃんはおさげが縦ロールだったけど、さすがにこれはストレートに変更。ていうかそういうのも含めて、単に絵的に同じ子だと気づかないかもしんない……。

夏のお嬢さんズ

ki040704.jpg - (719 x 1017) - 2004.07.04

親分&子分ズ。上の続き?です。初めはフル装備の冬服でも描こうと思ってたけど、デザインがしっくりいかず、えいやで夏の装いにしてみました。

前回に引き続き、このふたりを出すことにしたのですが、特に性格付けをしたわけでもないのに、それなりに役割分担みたいのをさせやすいし、シチュエーションも考えやすくて描きやすいです。まあ大昔に描いたのとはずいぶんちがうんですが、ていうか前回描いたのともまたちがうけど、今回のほうがいろんな意味で明確化されてるかも。方向としては、なぎさとほのかというよりは、さくらちゃんと知世ちゃんみたいな。

アイちゃんのはキャミソール+プリーツミニスカート+スパッツ。キャミソールのアンダーバストから下を思いっきりたっぷりめにしてみました。たっぷりめ、たっぷりめ。ちょっとベビードールっぽい感じ。すぐ下にスパッツでも服装としては成り立ちそうな気がしますが、おもろくないのでチェックのミニスカートはかせてみました。こんなに肌色を塗ったのはひさしぶりだ……。

ユウちゃんのはワンピースにペチコートで、ワンダフルワールドっぽくしたようでそうでもないかも。WWでスカート部をこういうフレア(ウェストの切り替えでギャザーになっていない)にしたワンピースは見たことないです(すべてを見たわけではまったくないけれど)。あとそで口は、これはエミリーテンプルかなんかであったのかな。

で、イルカ柄。夏だし水色だし柄はどうしようと、ひまわり、朝顔、パイナップル、ペンギン、リボンとか考えたけど、イルカが出たら「水色のワンピースという海を泳ぐイルカの群れ」という素敵に詩的なフィーリングになったので、即採用しました。イルカ≠夏では、ぜんぜんないんですが。実際イルカ柄で作ると、青系の服しか作れないのではないかと。。

しかし、チェック、五線譜、イルカ柄と、最後めんどくさかったけど、やればそれなりにイイ感じになるんだよなぁ……。

HAVE A NICE DAY!

ki040803.jpg - (612 x 868) - 2004.08.03

そんなわけで、マンカインドな女の子です。略さない。

今回は、とにかくあのマスクをかぶせてみたいというのが原点で、服の形はじゃあどうしよう、ボロいシャツとかでは当然おもしろくない(描くのが)。てことで、ミックの赤黒チェックだけ(あと一応ネクタイ)いただいたワンピースに、胸開き型のエプロンスカートを着せてしまいました。元ネタとかけ離れすぎだけど、描きたかったんだからしょうがない。あとはレースフリル付きソッコちゃんに、ふつーの有刺鉄線バット。

このエプロンスカートは、全体的にはヴィクトリアン・メイデンのエプロンフリルワンピースを目指したですが、結局別物になってしまいました。あっちはジャンパースカートの胸元を開けているという形に対し、これはエプロンの吊り部分を両サイドに大きく寄せたという感じで、アンナミラーズのエプロンに近いです。ウェストの切り替えがないの(ヴィクトリアン・メイデンの最近のワンピースとかに多い)は、ラインがすっきりして見えて良いと思いますが、着る人を選びそう。サイドでのリボン結びは最近の自分内流行。

ところで、アンナミラーズのエプロンは、考えてみれば変な形をしています。いや胸元のことではなくて、ハイウェストなまま背中で結んでいるので、タイトスカートのベルト位置と少しずれた高さにもうひとつ輪ができているという。まあそれが、だから良いというのもあるかもしれませんが。

実はワンピースの方が、何てことないようで、けっこう困りました。セーラーにすると、えりのシャープさと胸のふっくら感が合わない感じだし、前開きボタンにしたら、妙に安っぽいし……。最終的には首周りを大きく開けて、ちょっとレトロなえりの形と、それに平行した白・チェック切り替えにしてみました。米60年代ファッション? 白とかの淡い目の単色だったらやりやすかったのに。

さて、ミック・フォーリーというかマンカインドというかドゥード・ラヴというかカクタス・ジャックには、実はあまり思い入れがなくて、WWE(WWF)見始めた頃はすでに引退で伝説だったし、今年のランディー・オートンとのハードコア戦も、どちらかというとランディー受けたすげーという印象なのでした。カクタスは全日で見たかもなぁ。

制服(brushed up)

ki040924.jpg - (537 x 759) - 2004.09.24

いろんな意味で原点回帰。ということで、またこれ描いてしまいました。年初に考えたチェックのセーラーワンピースにジャンパースカートもいいんだけど、特にJSKは絵で描くより「実写版」のほうがいいと思うでした。

思い切って、いくつか変更しました。特に前身ごろのピンタックは、スカートから続きのプリーツにしたので、ますます(制服好きなら)どこかで見たような。まあ胸の切り替えがあるので、似てる感じはしないでしょう。あとはラインを「白/水色/白」と「黒/水色/黒」にして、水色単独はなしにしました。セーラーカラーは、前は白、背中は黒と接するので、どっちのラインにするべきか迷いましたが、前面のコントラスト優先で黒ベースにしました。あとはリボンが弱かったので普通の幅広のものに、それに伴い校章?の刺繍も切り替え線に沿ったものに変更です。

うやむやにしていた、着用時にどこが開くか、を前面中央ヨーク切り替えまでとしました。後ろ開きが好きなんだけど、セーラーの場合、えりがじゃまでそのままでは無理だし、えりを左右分割するのもやだし、てことで前にしましたが、まあ見た目には線1本です。

これで目次ページは新しくなったので、次は、次こそギャラリーページだなぁ。

prettyPhoto a jQuery lightbox clone by: Stéphane Caron