いとけいのにっき・ボックウィンクル
2010.07.04(日)
▼ [マット界] UFC 116
先週のヒョードル敗戦がきっかけの一部となってWOWOWに加入(スカパー)。今日ようやく初の(一ケタ以来)UFC。
秋山成勲×クリス・リーベン。1Rは秋山のテイクダウンが冴える。2Rはクリスのパンチがガンガン当たる。秋山勝てとは思ってたけど、3Rは秋山のペースが落ちる。クリスはガードポジションを取りながらも上の秋山の数倍の手数、しかもノンストップというタフネスぶり。そしてそこから三角締めで一本獲ってしまった。このままクリス・リーベン×ヴァンダレイ・シウバやってほしい。見たい。
そしてブロック・レスナー×シェーン・カーウィン。1Rはシェーンの打撃でブロックは防戦一方。弁慶戦の桜庭みたい。なんとかギリギリ止められず1Rを粘りきったら、2R開始時にはすでに表情が逆転。ブロックがテイクダウンからじりじりと肩固めを深く入れてシェーンがタップアウト。大逆転。すげー。スキはまだある感じだけど、このまま押し切ってほしいなあ。あとStrikeforceでボビー・ラシュリーがヘビー級王者になっちゃえば楽しすぎる。WWE最強。
というわけで、月曜日のTUFもすでに録画予約。とはいえ今シリーズはもう終わるとこなのね。
2010.07.07(水)
▼ [マット界] DDT新木場大会
突如、21時すぎにDDT新木場のメイン(両国メインの前哨戦タッグ)をUSTREAM中継するという報があり、ページを開き待機。なかなか始まらない間、裏のさくらの部屋で矢野啓太選手自主興行メインカードに関する論戦を見つつ、22時ちょっと前に試合開始。
相変わらずの関本大介のチョップに煽られつつもHARASHIMAは応戦。テンション高いがギチギチかみ合った試合してるなあと思ってたら、HARASHIMAのハイキックで関本が起き上がらない。試合が止まる、十数秒、レフェリーが止めるか、いや、脚が動いてる、ああよかった、と思ったら、関本が飛び起きてエプロンのHARASHIMAに突進。パートナーの河上隆一が抑えようとするがまったく止まらない。場外でHARASHIMA相手に大暴走。河上(試合権利)の好判断でヤス・ウラノ(試合権利)をリング上で仕留め(画面には映らなかった)、試合を唐突に終わらせ、関本をようやく止められた。客席で動かないHARASHIMAは、長テーブルに乗せられて退場。控え室で目を覚ましたらしい。
マサ高梨の何をしでかすかわからない感とか、「エース」飯伏幸太、リターンマッチとなる石川修司、それぞれに関本から奪還できるんではないかという期待感があって、そしてことごとく跳ね返されてきたけど、次回両国の、なんだろう、強く言えば「絶望感」のような、勝ち方がまったく見えなくなる、そんな「デモンストレーション」だった……。
2010.07.12(月)
▲ Rayabarapu [Super informative wrtinig; keep it up.]
2010.07.17(土)
▼ [食い物] 〜天空の街〜 新宿アジア横丁
18時にゆういちさん、売り子女子1名と〜天空の街〜 新宿アジア横丁ってとこで飲み食い。要するに各国屋台街。タイの店に席を確保して、まずビール。トムヤムクンはなぜか釜飯容器に入ってやってきた。どれもおいしかったが、他の屋台で追加注文しているうちに明らかに量が多すぎで残してしまった。
次にカラオケだが、手術以降相変わらず声がアレだ。そんな状況でそれなりになんとかなって歌って楽しい曲を探す。長い音符がなくてフレーズがぶつ切れな曲、とかいうと身も蓋もない。
その後、自分はゆういちさんちに泊まりで行くが、シャワーを借りた後、特に何もせず就寝。
2010.07.18(日)
▼ [食い物] STICK & SPOON
明けて翌朝、9時頃ゆういちさんとコンビニに弁当買いに行ってそれを食って、ネガドンとか見た後、再び2人して寝る。13時過ぎに再び起きて、御徒町のSTICK & SPOONにハンバーグを食いに行くことに。昔ふらんす亭があったとこだ。
ハンバーグのガーリックペッパークリーム、牛すね肉の煮込みとライスにカレーをかけたものを食った。ハンバーグはたいへんジューシーだったけど、意外と肉!って感じがしない。「大人のハンバーグ」だとまたちがうのかも。あと食い過ぎ。
2010.07.25(日)
▼ [マット界] DDT「両国ピーターパン2010 〜夏休み ああ夏休み 夏休み〜」
とうとうやってまいりました! 前日はわりとすんなり0時前に就寝し、7時過ぎに起床。余裕を持って11時前に家を出るが、カメラを忘れた。
近所でラーメンを食って、とりあえず上野へ。本屋をチェックするが特に買わず、秋葉原のUDXにバイクを置いて両国に移動。開場の10分前ぐらいに国技館前に着いた。入場の行列が50mぐらいできていたが、暑いので離れた日陰で待っていた。開場の時刻を迎えて、でも10分もたたずにすんなり入場。
すでにセットものなどの売店には行列ができていて、とりあえず落ち着きたかったので、パンフレットとDDTスーパースター列伝ヨシヒコ編だけ買った。だけ、のつもりが、鶴見亜門がいたのでつい5月マッスルのDVDも買ってしまった。
席は西側マス席。正面ではないけど、トップロープよりちょっと上ぐらいでたいへん見やすい。今回は中澤マイケルCEOにチケットを依頼したら、旦那よりおもしろいと評判の夫人の企画によるうちわが置かれていた。ずいぶん昔に買ったオーソシートを持参して、姿勢的にはずいぶん楽。
ダークマッチ、王者組はクソ当然のようにまわし装着で登場。外の階段でスタート。途中で自転車が出てきたり、たまたま便所にいた鶴見五郎さんに裏拳を食らったり、2階から落ちそうになったり、葛西純が通常の3倍あるスモートイレで流されたりして、澤(お卍固めin支度部屋の風呂桶)神威。もう完全にできあがったが、ここで蝶野正洋(ビデオ)の点火による中澤マイケル肛門爆破でダメ押し!
第1試合の6人タッグは、正直、入江茂弘しかよくわかってない。というか入江はわかりやすい。にわかですいません、ってDDTじゃないんだよね一応は。上半身出せばいいのになあ。
第2試合、6人タッグの三冠統一戦。もうね、ミスター6号×ヨシヒコが珠玉。4の字の攻防は見事だった。でもラ・ケブラーダは恐いからやめてね。そして小鹿・りほ・6号組が三冠統一。防衛戦どうすんだろう。日本海6人タッグのベルトはちょっとかっこよかった。
第3試合は(経緯が)グダグダの次期タッグ挑戦者決定ガントレットマッチで、鶴見五郎が行方不明になって現れたと思ったらパートナー松永智光がタップアウトしたり、序盤のよくある攻防でいきなり3つ獲られるマッスル坂井とかあったけど、ポイズン澤田JULIEのパートナー中西学が登場した時点で一変する。まあただでさえ小兵のMIKAMIの攻撃がまったく、絶望的なほど通じない。なんとか場外にひきはなしてラダーからのスワントーンでPSJから獲った。このチームが王者になったら、路上は引き継がないだろうなあ……。まあ、大社長は勝手にやるか。
第4試合はディック東郷×TAJIRIの運命の一戦。しかしTAJIRIが矢野のイスでヒザを破壊されて万全ではない。でも万全ではないなりの「手玉の取り方」をしてきた。和田京平レフェリーの東郷へのボディーチェックでしゃがんだ瞬間のグリーンミスト、そしてやはりレフェリー誤爆を誘ってのグリーンミスト→丸め込み。途中の押さえ込み4連発はリーガル師匠的だった。
第5試合、DDT×ヤゴウ公国。後半はマスクを取ったヤゴウ・アズナブルと中澤マイケルの一騎打ちの様相を呈し、マイケルがトップロープから、スワントーンでもやるかと思ったら、なんと450°=ファイヤーバードスプラッシュ!! ビビった。後でニアライブ見たら大社長号泣。もうこの試合のマイケルはほめるとこしかありませんよ。勝利に喜ぶ澤が目の前に来たので、なんとなく両ケツにタッチ。しかしコロニーは関係なく両国に落とすということで、DJニラの指示により(←おかしい)操作のためヤゴウが宇宙へ飛んでいき、マイケルが後を追うことに。打ち上げ準備のため休憩。
第6試合目、飯伏幸太が欠場のあいさつ。そのままセコンドへ。後で思い出すとちょっと大味だったかなあとも感じたけど、流れでケニー・オメガが丸藤正道をコーナーから落としてから、丸藤が肩を気にしだし、そのうちまったく右腕が動かなくなる。最後は右腕が支えきれなかったか単に「手放しで脳天から落とす」、何も支えないファルコンアローのような状態でケニーを沈める。試合後の浅子覚トレーナー兼ノーフィアーのリーダーによる処置は見事だった。ケニーは負けたことよりケガをさせたことに落ち込んだそうだけど、丸藤の対4タイガーみたいに非情に徹して強引に勝ちをもぎ取る……は無茶かなあ。
第7試合ゲイ対決。最初のベーゼの交換や、男色ナイトメア→RGをHGが見守る様などは、まだ男色×ゲイだったけど、中盤以降はバリバリのプロレスラー対ケガが治りきらないプロレスのできる芸人になってしまった。最後は、どちらも脚のケガで欠場中のマサ高梨、大家健も車いすでかけつけ、ディーノにとどめを促す。このシーンは、他の観戦者のツイートでいろいろな見方を知ったけど、なんか浮かばなかった。HG全盛時はCSで必ずハッスル見てたのに、いかんね。男色ディーノについては単純にまだわかってないんだな。
そしてついにメイン。飯伏、石川修司による挑戦を生観戦し、そのたびに関本大介に「ああ〜」という気持ちにさせられてきて、もう後がない。実際ラリアット、ぶっこ抜きジャーマン、クロスアーム式ジャーマンで、もういつ終わってもという流れだったけど、HARASHIMAは跳ね返してくれた。そして蒼魔刀連発、コーナーへの蒼魔刀、最後にスワンダイブから至近への蒼魔刀でついに王座奪取。自分も両手を突き上げた。新藤力也リングアナの勝利のコールが震える。そして、完全無欠の「鍛えてるからだ−!」。
で終わらない。スクリーンに登場した大社長が、来年7月24日の両国大会開催と、「第1回DDT総選挙」の開催を宣言。全員集合したリングでごにょごにょやってると、その大社長も現れ、最終的に三本締め。ゲートのステージに戻るひとりひとりとグータッチをする男色先生、そしてひたすら佐藤光留のメイド服のスカートをひらひらさせ続ける澤宗紀であった。
……マイケル。思い出した大社長が、ペンライトよろしく携帯の明かりをかざすよう促すと、場内は幻想的。その光めがけ、コロニー落としを阻止したマイケルが大気圏突入。ボロボロになりながらも帰還。宇宙に行く前に大社長から預かった何かを広げると……
お
し
ま
い
ハッピーエンドにも程がある!
帰りに王将で食った晩メシの焼めし、餃子、焼売がうまかった。Tシャツで炎天下走ったもので焼けた腕が熱い……。
2010.07.30(金)
▼ [マット界] 廃墟プロレス
(プレスリリース)
途中、曲がるとこ曲がらずに遠回りになりつつ、15時10分頃現地到着。何となく「廃墟を含めた土地」でやるのかなと思ったら、廃墟の講堂のような場所に申し訳程度にマットが敷かれていた。
鈴木健氏、サムライTVマタロー氏の前説&注意を経て、選手入場。地元チーム吉田充宏&安部健治はアイスマンよろしく生首(3つぐらい)、HARASHIMA&松本浩代はトラッシュカン&ピコピコハンマー、高木三四郎&澤宗紀は両国と同じ?ギターに刀を、それぞれ持参。右写真の右が吉田選手。この後、最もヒドい目に。
「守谷ワールドタッグ」のベルトを持ってきた地元チームは、KO-Dタッグ王者組にベルトを賭けろと挑発。大社長は「ここだけの秘密だかんな!」ということで了承。急遽、統一王座戦に変更された! レフェリーが松井さんじゃなくてよかったね!(今日は松永選手)。
いよいよゴング。試合中は自分が見るのに必死で写真はないです。1枚だけ、黄金シャワー(→阻止)。
王者組は「座ると死にます」と張り紙されたイスに座らされ大ピンチ。大社長は地元チームに生首を押しつけられて精神的ダメージを受ける。地元チームが用意したバリカンは、安部→澤のはずが吉田に誤爆、その後ガンガン刈られて最終的には虎刈り。
そして守谷を恐怖のズンドコに突き落としたヘルズゲート。ここは鈴木健さんが撮影された、ダークサイドに吸い込まれる恐怖におののくKO-Dチャンピオンの写真を見ていただきたい。
ラストは結局、屋外へ。ここで出遅れてフィニッシュシーンを見逃してしまったのが痛恨。この穴も異界へ通じているようだがチャンピオンが身を挺して皆を救ったのだ!!!!! なんでかってー?
澤(16分11秒 穴の中でのお卍固め)吉田
精神をもむしばむ消耗戦を制し、勝ちどきを上げる王者組。2冠達成(→守谷のベルトはいらない)。そしてこの企画をブチ上げた吉田選手を評価し、プロモーターとして茨城大会を今年中に行うよう指令を出す。右写真では中途半端になった吉田の断髪式が執り行われております。
KO-D無差別シングル王者HARASHIMAと松本浩代(チトぶれてしまった)、かっけー。
無造作に置かれていたKO-Dタッグのベルト。未曾有の大混雑に見舞われたモコバス。
最後に、なぜか(ご近所?)ふつーに観戦していた草間政一ハッスルCEOが、試合後の大社長と歓談中。
それにしても、いったい何が起こったのか、細部があんまり記憶にないが、頭にヒマワリが咲いたような気分で帰宅。
▲ Paty [These pieces really set a standard in the insdurty.]