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9その他、最近よくやるいろいろ。

9-1)髪の毛の流れをホワイトで入れたい場合は、Photoshopではタブレットの線がかくかくになるので、「画像を統合」し、「新規レイヤーを作成」(【ホワイト】とする)、作成したレイヤーを黒で塗りつぶし「スクリーン」合成にする。統合した【背景】+新しい【ホワイト】というレイヤー構成の状態でセーブし、Painterで読み込む。
 Painterのオブジェクトパレット「フローター」で【ホワイト】フローターを選択し、「消しゴム<細>」の太さを調節してホワイトを入れ、Photoshopに戻って【ホワイト】だけを合成しなおす。



 Painter 5.5でないとPhotoshop 5のファイルは読めないので注意。Photoshop 4でセーブしなおせばPainter 5でも読める。

9-2)白い生地の部分の主線は、思い切って白にする。8)の【ブラウス線画範囲】の要領で白い生地の部分を選択し、「レイヤー>新規レイヤー>レイヤーをカット」して別レイヤーにする。このレイヤーを複製し、上を【白線】、下を【白線の影】とする。
 【白線】を「イメージ>色調補正>階調の反転」で黒地に白線にして「スクリーン」合成。「イメージ>色調補正>レベル補正...」でちょっと白を強める。
 【白線の影】を「フィルタ>ぼかし>ぼかし(強)」をかけて「乗算」合成。レイヤーの不透明度を半分以下に下げて、「移動ツール」で斜めに1ピクセルずらす。このレイヤーがないと“白地に白”になって、線がなにも見えなくなってしまう。



 このデータでは、【白線の影】の不透明度は33%。
 この合成のやりかたは「レースの描きかた」をベースにしている。
TOPMARGIN
9-3)Painterの「水彩」以外の画材を使いたい場合は、9-1)の要領で、新しいレイヤーを白で塗りつぶし(でないと「フローター」にならない)「乗算」合成しておく。これをPainterのオブジェクトパレット「フローター」で選択し、好きな画材で塗る。「乗算」なので他の線や色も見えたまま、他の部分に影響を与えずに塗れる。塗り終わったら、やはりPhotoshopでこのレイヤーを合成しなおす。

 以上です。
 あとは「画像を統合」し、適当なサイズ(むずかしい)に縮小して、JPEGセーブ、これに定型のコメントテキストファイルを合わせてLZHにして、アップロードします。ドキュメントを同梱してアーカイブにするのは日本古来のやりかたではありますが、PixelCatもSusieもそれを閲覧する機能を持っていて便利です。自分の保存用としては、統合する前のPhotoshopファイルと、ドキュメント同梱のLZHアーカイブだけです。

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