これの前に、色塗りをCLIP STUDIO PAINT PROでやってみたところ、なかなかいい感じだったのですが、主線はComicStudio、合成と調整はPhotoshopと、Painterを置き換えたにすぎず、やたら手間のかかるいつものやりかたでした。
この絵ではスキャンだけはPhotoshopでしたが、あとすべてCLIP STUDIO PAINTでやってみました。線はベクターで、いつものように線の場所によって色や強さを変えるということもせず単色とし、できるだけ手順として簡易にしようとしてみました。
このベクターの線(ペン)が非常に便利で、別の線との交点までを消す(=はみ出しだけ消せる)消しゴムとか、ベクター中心まで選択できるマジックワンドとか、いっぺんやってしまうと手放せませんよ。次はもっと早く進められるでしょう。2色原稿もこれでいきたいし、いけそうです。
ところどころ、Photoshopの慣れが使えない(「色彩の統一」がないのはけっこう痛かった)のもありましたが、最後までCLIP STUDIO PAINTでいけました。これが5,000円→ComicStudio EXユーザー無料とは……。
ki120716.jpg / 2012.07.16