2001.08.04 森林の伐採

 ステンレスネットから乖離したウィローモスを、全面的に排除することにする。手づかみでガツンとバケツにあけ、散らばったのを網ですくってかき集める。砂面の1/3がなにもなくなってすっきりした。これからエンジェルフィッシュがまだまだ大きくなるだろうなので、すこしゆったりめぐらいでいいだろう。アヌビアスナナ流木にもともと少し着いていたウィローモスが、これもイイ感じでふさふさになってるから、特に植えなおすこともないだろう。

 産卵は、今だとアヌビアスナナの葉の上とかにするんだろうか。スクリューヴァリスネリアをアマゾンソードに替えようかとか。なんにしても、発酵CO2は再開させないと、ヴァリスネリアがちょっと弱々しい。

 そのウィローモスをどかした下の部分はともかく、水槽全体がなんだか「ほこりっぽく」なっている。水草もガラス面も、コケもそうだが茶色いチリというか汚れがたくさん付着している。どうも、稚魚とか稚エビとかが生まれて吸い込まれないようにと思って付けたスポンジのせいで、パーフェクトフィルターの濾過能力が落ちてしまっていたらしい。気づくの遅いヨ! 今ごろになってガラス面に茶コケとかが発生するようになったのもそのせいだろう。そんなわけで、スポンジをはずし、ガラスのコケを落とし、あと扇ぐように水草に水流を送ってやる……水の中がチリだらけでヒドいことに。これもある程度、網ですくって、残りは「フル稼動」に戻ったパーフェクトフィルターにまかせよう。

 水替えは水槽の1/2。ちょっと汚しすぎたので多めに。

 しかし、まだ繁殖とまではいかない大きさだけど、すでにエンジェルフィッシュは威風堂々という感じ。来た当時は大き目のブラックテトラよりちょっと小さいぐらいで、こいつらといっしょでヒゲ食われんか?とか思ったけど、到達点がでかいだけに成長も早い。顔を近づけると寄って来るのがかわいい。

2001.08.07 もうすぐ半年

 そう、この日誌を始めてから、もうすぐ半年なんである(いきなりひと月抜けてるけど)。てことは、パーフェクトフィルターが動き始めてから6か月なわけで、カタログどおりに考えれば嫌気濾過の濾過材の交換時期である。好気濾過のほうは、バクテリアが付着するためのもので、交換する必要あるの?と思うが、嫌気濾過のほうは「エサ」であり、減るものなので、交換というか新しくする理由はわかる。濾過材が1本だけだから、またある程度時間をかけないと機能が戻らないと思うと、ちょっと残念だけどしかたない。

2001.08.14 ホジリー伊藤

 夏コミが終わって落ち着いたところで水替え。今日はひさしぶりにプロホース(砂を筒の中で巻き上げて、汚れのみを水といっしょに吸い出す)を使う。ウィローモスを取り出して、その中に溜まってたのが出てきていたので、これで一掃。

 パーフェクトフィルターのシャワーパイプに、水が出てきていない穴があったので、楊枝を持ち出してほじくることにした。これも半年使って、コケが内側から穴のふちと、たくさん付着している。すべての穴を通したら、意外に勢いがないんだなと思った。ていうかそのために穴を増やしたんだけど。

 うーん、パーフェクトフィルターの物理濾過筒を、取り出してゴミとか取れるなら取ったほうがイイのかもしれない。

2001.08.18 ジュウルィイ〜〜〜!

 エビでも増やそうかね、てなわけで草加かねだいへ。スジエビ(モエビって売ってる)を10にするか20にするか迷いつつ、店内をうろついていると、コリドラス……気がついたらコリドラス・ジュリーを買っていた(6匹)。なんかすっかりコリドラスという種類が頭になくて、ひさしぶりに見たらそういえば底面系がいないや、と手を出してしまった。個体は小さめで、と思ったら、ジュリー自体が小さめの種類だそうだ。ところで、エビは10尾購入。

 あとは、スクリューヴァリスネリアの代わりに、アマゾンソードでも植えようかと思ったけど、草加かねだいにはなく。うーん、越谷のイブにでも行くかとも思ったけど、考えてみるとアマゾンソードとミクロソリウムって、葉っぱのキャラかぶってない?とか思ってしまい、あと雨も降ってきたので、保留。でも、後で思うとスクリューヴァリスネリアはそのままでイイとして、ちょっと大きくなりすぎたミクロソリウム(with小さい流木)に替えてアマゾンソードってのもイイかもしれないと思った。いずれにしても、CO2添加復活前提。

 もうひとつの目的、パーフェクトフィルター用の替えの濾過材は、やっぱり扱っていなかった。これはやっぱり銀座のパウパウまで行かんとアレか。

2001.08.20 粉塵被害

 そんなわけで、仕事帰りにパウパウアクアガーデンに寄った。予定どおり、パーフェクトフィルターの濾過材(バクトフード)を買う……のはいいとして、あと、アマゾンソード2株と、またコリドラス・ジュリー……は3匹ぐらいしかいなかったのでやめ。

 帰って(といっても23時ごろ)、まずは濾過材の取り替え。パーフェクトフィルターを止めて、筒のふたを開け、古い濾過材を取り出す……水垢がたまっているけど、濾過材そのものは「減って」いないようにも見えるなあ。まあいいや、新しいのを入れる。この時、その水垢が大量に水槽のほうへ流れ出してしまった。

 水がひどくほこり(?)だらけになってしまったので、この際水替えもすることに。濾過材を取り替えた場合は、濾過能力の低下を少なくするために水替えは同時にやらないのがセオリーだけど、なんか汚い水のままなのもアレなので。

 この際ついでで、流木着きミクロソリウムとスクリューヴァリスネリアもすべて取り出す。ますます水が汚い、が、砂中の泥も含めてプロホースでできるだけ排出するようにする。バケツ丸々2杯分を捨てる。ミクロソリウムは、思った以上に巨大化していた。入れ始めは流木が砂上で安定しなかったけど、今ではすっかり根が砂を噛んでいて、意外と取り出しづらかった。

 スクリューヴァリスネリアは4株だけ残して、それをミクロソリウムがあった右手前に並べて植える。立てかけてある巨大アヌビアスナナ流木の、その下が隠れるように(ミクロソリウムもそういう目的だった)。スクリューヴァリスネリアがあった左手奥には、買ってきたアマゾンソードを植えた。異様にすっきりしてしまったが、今までスクリューヴァリスネリアがちょっと汚らしくて、それが減ったのが大きい。ちゃんとCO2やってれば、増えても青々としてきれいなんだけど……。

 というとこで力尽きる。明日はゼリーを作ってCO2復活させよう。水を戻して時間がたって少し落ち着いたら、ジュリーが6匹まとまって行動していてかわいい。やっぱり10匹ぐらいに増やそう。パーフェクトフィルターの物理濾過のとこは、少しすすいでやらないと濾過能力落ちてるかも。

2001.08.21 ハードジェル

 そんなわけで、今日はゼリー。

・水:250cc
・砂糖:200g
・ゼラチン:15g ←前回までは10g

 発酵式CO2添加を始める時に見た資料で、発酵のスピードはゼラチンの量(硬さ)で調節する、というのを読んだと思ったので、前回のようにあっという間に発酵が終わらないよう、こうしてみた。これぐらいゼラチンが入ると、溶かしている時点でドロドロだ。固まるのを待たずに就寝(帰ったの23時すぎで疲れたヨ)。

2001.08.22 バブルこうせん

 ゼリーの続編。種水を入れる。

・水:200cc
・イースト菌:3g

 2時間ぐらいしたら、CO2の泡が……チト多すぎやしないか!? すごい勢いでエアストーンから気体が出ていっているのを見て、またあっという間に発酵が終わってしまわないかと心配になった。

2001.08.23 泳ぐ天使は育つ

 丸1日たって、CO2の発生は落ち着いてた。別に気温が低かったわけでもない、この暑さでこれぐらいの勢いならいいや。

全景。いきなり恐ろしくシンプルにしてしまったけど、なんかシステムを新しくするたびにアプリケーションを整理して減っていくウチのMacのようだ……。
コリドラス・ジュリー。かわいいヨ。
ちょうど2か月。6月23日の1枚目の写真のが、こんなにすごくなった。
「本体」はいちばん小さいのに、ひれを含めるといちばん大きい。

2001.08.25 にぎやか

 またしても草加のかねだいで、コリドラス・ジュリー×6と、ついにラミーノーズテトラ×10を買ってきまちた。あと、スジエビ……と思っていたんだけど、コケの増加が気になってヤマトヌマエビにしてしまった。今まで調べたりなんだりした知識からすると、こういうコケ取り用の生き物は、対症療法でしかなくて、(黒ひげ以外の)コケの発生そのものを抑えるようにしていかないといけないはずではあるけど……。

 明日はパーフェクトフィルターの物理濾過の筒を洗ってみようか……。