2001.03.11 手入れだ!

 昨日、500ml 1本だけに戻した発酵ボトルは、ちゃんとCO2の泡を出していた。でも今日は2リットルへ移行だ。


こんなに伸びていた、元気がいちばん!(捨てるんだけど)
 さて大お手入れ大会。まず、水を2/5ほど捨てる。水が減ったところでバブルカウンターを設置し、500mlの上層の発酵している液体を2リットルにあけ、チューブをつなぐ。次はロタラ・インディカのトリミング。水上葉だった?部分と水中で伸びた部分は茎の雰囲気もちがうので、そこで切って、上だけを12本植え直す。ついでにスクリュー・ヴァリスネリアの前方に張り出してきた部分も切り離す。あとは水を入れ直して終了。おっと、最後に、水面にぶら下げていたブラックピートを新しいのに取り替えた。

 水は、水道水を、湯←→水うまく「手加減」で調節しながらバケツにあけ、麦飯石溶液を入れ、手桶&バケツから直で水槽に注ぐ。底に小皿を置いて砂が舞わないようにしている。大ザッパーである。前に買った風呂水用ポンプは、結局セッティングに手間がかかるので使ってないや。


 テトラのバブルカウンターは、ADAの総ガラスに比べると野暮ったい印象。まあじゃまになったらはずそう。エアストーンからの泡は細かくて、消灯後だと出てるかどうか確認しづらかったけど、これがあれば一目瞭然だ。

 ネオンドワーフグラミーは、考えてみればアナバンティなんだから空気呼吸のために水面に顔出していただけかも(昨日)。油膜はちゃんと喰ってくれるのかな。ウチの水槽はせわしないヤツばかりなので、ちょっと大きくてのんびりして優雅な感じ。ときどき2本の「ヒゲ」(腹鰭らしい)を前に向けて、周りを威嚇しているようにも見えるし、ペアで向かい合ったときはお互いを確かめ合ってるようにも見える。

 ふとPETPET見てみると、あら、「鉄砲魚」なの?ほお! とはいえ、このあとは平日だから、試せるのは5日後か。「ネオン」はドワーフの青い部分、「サンセット」はオレンジの部分に注目して改良したらしい。

2001.03.12 いきなり稚魚!

 朝起きて、ペットボトル……圧力は確かに高まってるけど、まだ泡を出すほどでない。まあ夜は寒くて発酵しにくいからね。

 いきなり飛んで、消灯直後に帰宅。ちょっと再点灯。ペットボトルはぱんぱんだけど、まだ出てない。というか、今まで泡が出てる時って、まさにビールって感じで表面に2cmぐらいの泡の層ができるんだけど、水面がちょっと白いかな程度だから、発酵が弱いだけか。しかたないので、厚み1cmぐらいになるように種水を作り直しておいた。結局、土曜日からCO2添加ができてないので、消費しきれないような気がして、この3日間は液肥も与えていない。

 左上奥のすみ(パイプの裏)で、グラミーが泡巣を作ってる、ように見えた。単にじっとしてぱくぱくしてただけかもしれないけど、一応ちょっとだけ泡がたまってた。どうやって作るのか見たことないから確認のしようがない。


 なんてそろそろ消そうか、って時に、ウィローモスネットの間のすき間に……稚魚、だよね?オトシンクルスじゃないよね? ってことで、ネットをどかしてみる。ほんとに稚魚だ〜。卵も見つけてないのにいつの間に。しかも、すでに1cmをゆうに越えてる。これならもう喰われることもないだろう。いやーははは。しかしネットの下にたまってた泥?が舞い上がってたいへんなことに……。

2001.03.13 泡はどこへ行った

 今朝もまだCO2泡は出ていなかった。それでちょっとでも暖かいところということで、棚から出してじゅうたんの上に置いて出勤。ゆうべは新しい種水を入れた後、少しでも発酵を進めようと温風ヒーターの正面2mぐらいのところに置いて、タオルを巻いて、40分ぐらいで表面がふつふつきててよさそうなんで、また棚に戻しといたけど、すぐに冷えて圧力が上がるまでいかなかったらしい。帰ってからどうか。

 コリドラスの稚魚は、実は2度目で、前回はもっと小さい数ミリの段階で1匹だけ見つけたけど、その時は隠れるような水草がなかったこともあってか、すぐにいなくなってしまっていた。今回は心配するほどの小さい時期はすぎているから、稚魚としてはもう安心。他ではグラミーが産卵しやすそうではある(ベタと同じ泡巣をつくるそう)けれど、なんでも稚魚はすごく小さいらしく、あっという間にカラシンsの餌食であろうか。その小型カラシン系の稚魚も小さいはずで、やっぱりウチの水槽で実際に大きくなれるのはコリドラスぐらいかな。

 コリサ属グラミィ情報局によると、グラミーの泡巣はただの泡ではなく葉や根などを織り込んであるものらしい。ってことは、やっぱり昨日のはただの泡だ(笑)。来て2日後に産卵準備には入らんよなあ。

 0時前に帰宅。CO2は……出てない。2リットルペットボトルは張ってる、けど、まだ圧力に余裕残し? もう家族は寝て居間も冷えていたので、それで発酵がゆっくりになってるだけならいいんだけど。これは明日、昼間ちゃんと泡が出てたかどうか、家族に確認してもらおう。ダメだったら……まずバブルカウンターをはずして(=前はちゃんと出てた状態で)やってみよう。まさかとは思うけど、逆流防止弁が逆じゃないよなボトルぎゅっと押せばバブルカウンターへは泡が出るんだし。エアストーンに付属のなんだけど、入り口出口が記号とかで書いてないので、実際に空気を送ったり透けて見える中の構造で向きを判断してる。

 2リットルで、ゼリーの初期量が少ないのかもしれない(今回は水400cc砂糖300cc)。少ないと、空間が大きくなる=圧力を高めるべき気体の量が多い=圧力が高まるまですげー時間がかかる、のではないか……。あるいは種水の、水の量が少ないのかな。ここでは、2リットル1本に換算するとゼリー量はウチより少ないんだけど、種水は「ペットボトルの口まで水をいれます」(それも泡が出てって危険そうだけど)ってあるし。

2001.03.14 バブル・リターン

 今朝もまだCO2泡は出ていなかった。家族にバブルカウンターの泡が昼間に出てるかどうか見るように頼んで出勤。だめだったら……バブルカウンターをはずす前に、水量多めで種水を作り直してみようか。

 ネオンドワーフグラミーが入ったし、コリドラスの稚魚も育ったし、有茎草のトリミングもすんだし、今は現状をちゃんと保つぐらいしかやることがないのだった。それだけに、あとはちゃんとCO2が恒常的に添加されるようにするぐらいなんだけどなあ。




泡が増えて、ようやく撮影できた
 消灯前に帰宅。CO2は……出てない。おかしい、発酵は問題ない、このペットボトルの張りで出ないはずがない、ということで、逆流防止弁が怪しいとにらんで交換してみることに。まず水枕の留め金具にチューブを折り畳んで(厚みが必要だった)はさみ、いったんペットボトルの気体を密閉する。せっかく高まってる圧力を下げないためだ。そうしておいて、今までつないでいたエアストーン付属の弁を、前にエアレーションで使っていた弁に入れ替え、チューブをつなぎ直す。留め金をはずし圧力を解放すると、泡は……1回ペットボトルを押してやったら出た出た。ああ、よかった。

 泡の勢いは、さすが500mlだった時よりずっといい。テトラのバブルカウンターのスピードは、えーと、1泡/8秒!? なんかすげーでかい泡(5〜6mmぐらい?)が8秒かけてできあがっていく。エアストーンからの泡がじゅうぶんだからいいはずだけど、テトラのってこんなのなの?


卵に新鮮な水を送ってあげてるらしい
 それから20分ぐらいじっと水槽を見てた。エビが2匹、抱卵してるのを見つけた。けど、ヤマトヌマエビの幼生は汽水(海水?)が必要なので、育つことはない残念。


タダの泡?
 あー、でも、コリドラスの稚魚は見つからないなあ、無事ならそれでいいんだけど……。

2001.03.15 エビを妄想する

 そういえば土曜日に行ったイブには、ヤマトじゃないミナミヌマエビが売っていた。こちらは淡水中で繁殖できるので(ヤマトの幼生は汽水(海水?))、できればほしかったんだけど、すでにヤマトが17・8匹いる状況では追加するわけにもいかない(多すぎ)。入れ替えられればいいんだけど。まあ、単独飼育するわけじゃないから、孵化しても魚がゴチになっておしまいかな。

 単独飼育……そうか、余ってる水槽で単独飼育も楽しそうだ。ヒーターもいらないだろうし、少なくともグッピーよりは飼いやすいだろう。いや、この季節に繁殖をめざすならヒーターがあったほうがいいのか。そんな感じで、決まり?(笑)。

 エビ系サイトとか見てると、川エビで簡単に手に入って淡水でまちがいなく繁殖できるというと、やっぱりミナミヌマエビらしい。それも爆発的に増えるという。

 マジ設備でアメリカザリガニを飼育するっていうのも、前からちょっとやってみたいんだよね。エアレーションと濾過とヒーティングすべて行って。ただ、大きい個体は20cmをゆうに超えることがあるので、大きい水槽が必要なのだ。人工池もいいけど、「上から見る」のはガキのころにさんざんやったからなあ。

 ザリガニは、家の前のコンクリの50cm幅ぐらいの排水溝に、夏になるとどこからともなく大量に発生するんだけど、ちょうど今、そこを工事していてどうなるのやら。実は魚を飼い始めたきっかけも、同じように夏に発生?するモツゴやらドジョウやらを捕まえてからだったりする。モツゴは凶暴でいかんよ(笑)。

 そんな感じで、甲殻類は楽しい能。



 消灯後に帰宅、一瞬だけ再点灯。CO2添加も順調。液肥も今日から8ccだ。気がかりはコリドラスの稚魚。どこ行っちゃったんかなあ。

 何日か前からミクロソリウムの葉の先のごく一部に、マゼンタ系の赤い色をした黒ひげのようなのが少しだけ出ていた。あれはなんだろうか……。黒い黒ひげ(?)はあいかわらず「微増」という感じ。明日かあさってにも、硝酸塩濃度とか測ってみよう。

2001.03.16 エビを妄想する2

 昨日はコケ取りとしてのエビの自給自足もにらんでいたので、ミナミヌマエビしか頭になかったけど、単に飼育するならビーシュリンプ系もいいなあと思った。淡水で繁殖できるというし。いろいろ読んでみると、とにかく水質が重要らしい。硝化バクテリアがちゃんとできている状態でないと(=アンモニアは出ない)だめとか。ウチの今の水槽の水なら問題はないはずで、それと底砂もすこし分けたほうがいいかもしれない。

 余ってる水槽には、前にメダカがいて、砂と水をそのままにして保存(ほったらかしに?)してある。でもあんまりバクテリアは期待できないなあ。その砂はセラミックで2〜3mmの丸くて粒のそろったの、色が茶色なのでエビ用にもっと明るい色のがほしい。メイン水槽で使っているピュアサンドは白がメインで明るくてたいへん好きなので、これの粗目の(底面フィルターだから)をいれよう。水草はウィローモスを、小さい流木に着いたのでもあればいいけど、自分で巻いてもいいや。

 今度こそ妄想は現実化するのか……。

2001.03.16 合い言葉は「ビー!」


関係ないけどグロッソスティグマ
 いや、よく知らんけど……。上野に出た帰りに、草加のかねだいでビーシュリンプ10匹を買ってきた。いっしょにメイン水槽と同じGEXピュアサンド細目と、50W定温ヒーター、流木付きウィローモスも。

 帰って、冷やさないという意味でメイン水槽に浮かべる……あ、2匹弱ってエサになりかかってる。1時間強ぐらいで帰ってきたんだけど、環境の変化はきびしかっただろうか。エビ用水層の準備に取りかかる。

 まずそのままになってたエビ水槽(GEX私の楽園プチ)の、水を捨て砂を取り出す。茶コケが着いてたけど、エサにもなるしこのままでイイや。メイン水槽の砂をスコップですくい、これをエビ水槽に移す。底面フィルター+砂で、厚さ4cmぐらいになった。メイン水槽から減った分は今日買った同じ砂を補給。ウィローモス流木とヒーターをセットし、買ってきたエビの袋の水をそこにあける。1/5ぐらいにしかならないので、メイン水槽の水を、水合わせをするようにそこに足していく。これで水も砂もメイン水槽とほぼ同じになった。


右下がそれ
 このエビ水槽、容量が3.8リットルなんだけど、ビーシュリンプだったら倍ぐらい15尾ぐらいなんとかなりそうな気もする。もうすこし買い足そうかな。

 実は最初に書いた「上野に出た」は、FinePix6800Zを買ってしまったのだ。まだ不慣れなので、今日の写真はとりあえず2枚。